猫の多頭飼育崩壊から救出した「ミーシャ」と「オハナ」、
先日の譲渡会でトライアルが決定したので、
また現場から新たな猫を保護し、里親探しすることにしました。
↓「ヤンくん」
ミーシャとそっくりなロシアンブルー混じりの色柄です。
でも兄弟ではなく、ミーシャよりは少しお兄さんの2歳~2歳半くらい。
男の子なので体格も良く、ミーシャが3.5㎏だったのに対してヤンくんは4.9㎏!
↓爪とぎに塗られたマタタビに酔いしれるヤン
↓ナゼだかこのヒトたち、鏡好き。
ミーシャも鏡ばっかりのぞいてたっけ。
(*注↑こちらはミーシャです。)ミーシャは天真爛漫な子だったため、ヤンくんも・・・
と思ったら、意外とこちらは慎重派。
今はまだ、自分の身に何が起こったのか分からず、
突然知らない場所(今は我が家で保護。)に連れてこられて戸惑うばかり。
そりゃあ、そうです。
でもね、ヤンには分からないだろうけどね、
あのおうちが恋しいだろうけどね、
あそこにいては、危険なんだよ。
あなたの兄弟の
ルイを、あなたはもう2ヶ月前から見掛けていないでしょう・・・。
実はヤンは、今回それほど怖い目に遭わずに済みました。
ヤンは普段から外にも出ていたため、外の世界に土地勘があったようで、
捨てられてもその日のうちにアパートに戻ってきたそうです。
同じように捨てられたのに、路頭に迷い、挙句の果てに命を失ったルイ。
兄弟でもこんなに違う運命をたどるなんて・・・。
多頭飼育現場の13匹の猫たちは、捨てられる前は平和だったそうです。
ところが、捨てられた後、自力で戻ったり保護して戻した猫たちが今、室内に5匹いるのですが、
その猫たちの間では、今までの秩序が崩れ、
以前はなかったいじめや争い事が起こるようになってしまい、
「一緒に部屋に居させると喧嘩するから」と、飼い主はまた猫を外に出してしまうのです。
飼い主は12月には猫たちを連れて違う土地へ引っ越します。
このままでは引っ越した先でも猫を外へ出すでしょう。
知らない土地で外に出されてしまったら、
今度はヤンも、ルイと同じ運命をたどることになるかもしれません。
だから、今室内にいるメンバーの中で、人懐っこくて里親さん見つかりそうな子は
保護して里親探しすることにしました。
それがヤンです。
↓まだうちに慣れてないので、なるべく狭い場所に忍び込もうとするヤン。
「ここはどこ~?」戸惑う顔もかわいいヤンくんです。
ヤンくん、11月20日に横浜市鶴見区で開催される
「つるみ・猫のカギしっぽ譲渡会」に参加します。
詳しくは↓のブログをご覧ください。
ブログ「つるみ・猫のカギしっぽ」http://tsurumineko.blog9.fc2.com/