2010.03.28(日)

シズ夫ちゃんの腫瘍摘出手術

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「コテツ」は、シズ夫が神奈川県動物愛護協会にいた時、同じ部屋にいた犬(マルチーズ ♂)です。(「コテツ」については2009年12月27日の記事をご覧ください。)
高齢犬同士の2匹は、
「年を取ってからのこのような施設暮らしはイヤじゃの~
早くあったかい家庭にもらわれたいの~。
それまでは、一緒に辛抱じゃのっ。」
と毎日お互いを慰めあい、励ましあっていたのでした。

ところが今年の2月13日・・・

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突然シズ夫ちゃんだけがもらわれてゆくことになったのですが、急なことだったものですから、シズ夫は、ずっと苦労を共にしてきたルームメイトのコテッちゃんにロクな挨拶もせずに出てきてしまったことをとても後悔していたのでした・・・




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「あの時、わし、自分がこの施設を出られることが嬉しゅうて、
自分のことばっかり考えて、
コテツ殿にロクに挨拶もせんで出てきてしもうて・・・。

きっとそのバチが当たったんじゃな・・・」


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「コテツ殿は元気にしておるじゃろか・・・」


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ピンクのヘアバンドにモシャモシャヘアーでファンキーな感じに見えるシズ夫ですが、
ピンクのは包帯。
3月14日、シズ夫は左耳の下にできてしまっていた腫瘍の摘出手術をしたのです。
腫瘍はゴルフボール大くらいあったので、切開部分も大きく、また高齢のシズ夫にとって全身麻酔の手術は体への負担が大きいものでした。

術後、もうろうとした意識の中で一生懸命起き上がろうとしては何度も倒れる姿、家に帰ってから、寝ようとしても痛いのか苦しいのかきちんと寝られず、頭を浮かせたまま一晩中苦しそうな寝息をたてて眠る姿は本当に痛々しく、高齢犬にとって手術をするということが本当に辛いものであることを痛感させられました。



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ぽちゃり:
「シズ夫さん、シズ夫さん。
手術は無事終了しました。もう大丈夫です。
それにね、シズ夫さん、良い知らせがあるんですよ。
シズ夫さんが心配されているコテツさんですが、
シズ夫さんが手術をするほんの3日前に里親さんにもらわれたんですって。
動物愛護協会に新しく来た獣医さんがもらってくれたんですって。
しかもその獣医さんが、今回あなたの腫瘍の手術をしてくれたんですよ。
シズ夫さんはバチが当たってこんな痛い思いをしているのではありません。
悪い物をとって、これから良くなるんですよ。
これから一緒に楽しいことたくさんしましょうね・・・」


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「そうか・・・ そうじゃったのか・・・
それは良かった・・・」


シズ夫ちゃん、手術後の翌々日からは食欲も元気も戻り、4日後には包帯もとれ、ぽちゃりと一緒に横浜の赤レンガ倉庫へお出掛けです。

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ぽちゃり「シズ夫さ~ん、お花が綺麗です~~~!」
シズ夫「ほんに、春じゃの。 人生の、春じゃの・・・」



シズ夫が我が家に来てからまだ1ヶ月しか経っていない時に手術をしなければいけないことになり大変心配しましたが、無事に乗り越えることができて一安心です。
これからシズ夫ちゃんと楽しい思い出をたくさん作ってゆきたいです。

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シズ夫「わし、まだまだ元気じゃきに~!」


そういうわけで
「終のすみか」を求めていたシズ夫とコテツですが、(お正月の記事の一番下の写真参照)
2匹ともその願いどおり、終のすみかを得ることができたようです。

│posted at 20:40:33│
2010.03.26(金)

花輪に大興奮

実はシズ夫は我が家に来る前から、左耳の裏っ側に小梅ちゃんほどの大きさの腫瘍がありました。それがうちに来てからみるみる大きくなってしまい、そこが化膿しだしたため、いじらないようにピンク色の花輪(エリザベス・カラー)を付けることに。
その姿を見たぽちゃり、どういうわけか、妙にハイテンションに・・・


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ぽちゃり、はしゃぎすぎ。

この後、シズ夫ちゃん、腫瘍摘出手術を受けることになりました。
その後のことは、また後日。

│posted at 13:30:49│
2010.03.23(火)

カイくん

昨日今日あたりから桜がチラホラ咲きだした横浜ですが、
桜を待たずに散ってしまった花があります。
それは神奈川県動物愛護協会の犬「カイくん」。
もう1年以上前から足腰がだいぶ弱っていました。
3月14日からはほとんど寝たきりになってしまい、
そして3月18日の朝、スタッフが来てから少し鳴いて、そして亡くなりました。

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お散歩大好きだったカイくん

HP「気がつけば白黒」>ページ「知って下さい」「カイくん」のページ


私は9年前から動愛でボランティアをしていますが、その当初からいた犬猫は今はもう数匹になりました。
もちろん里親さんにもらわれていった子もいますが、誰にももらわれることなく年をとって死んでいった子もたくさんいます。
カイくんもその一匹でした。
付き合いが長いから、そういう子が死んでしまうととても複雑な気持ちになります。

│posted at 17:28:33│
2010.03.14(日)

それ、大事なんです~

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*「ぽんわん」=「ぽちゃり」のこと。
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↑ぽちゃり、クッションでおしゃぶり中の図


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│posted at 09:31:26│
2010.03.10(水)

シズ夫ちゃん ストーリー

2008年8月29日、横浜市内のある幼稚園から「溝にはまって動けなくなっている捨て犬がいるので保護して欲しい」という通報があり、シズ夫は神奈川県動物愛護協会に連れて来られました。その時のシズ夫は毛玉まみれの糞尿まみれというひどい状態だったそうです。

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↑これはシズ夫と同時期に、やはり糞尿まみれの毛玉まみれで保護されたメスのシーズー「シズ子ちゃん」の写真ですが、シズ夫もほぼ同じような状態だったそうです。
(シズ子はその後すぐに里親さんにもらわれました。)

シズ夫は病院で診てもらった結果、既に老犬。
左目は緑内障、右目は白内障、耳も遠く、心臓もあまり強くない状態。そして左の耳の中としっぽの付け根に腫瘍があり、そこが化膿して悪臭をはなっていました。

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08年12月時点のシズ夫。
サッパリきれいにしてもらって若々しく見えるけど、もうおじいちゃん。
でもとても元気でお散歩ではピョコタンピョコタンとハネて歩き、シズ夫なりにはしゃぐ姿がおちゃめ。



私はシズ夫が動愛に保護されて来た当初からシズ夫のことがお気に入りで、よく一緒にお散歩に行きました。

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09年4月。動愛そばの公園で私とお花見。
実はこの時、シズ夫、ぽちゃりと会っています。↓
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↑09年6月。妙なサマーカット&この頃は左目の眼圧が一番高かった頃のせいで
目玉が飛び出していてかなりグロテスクな容姿。
動愛仲間のしろえもんにも笑われていました。↓

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09年の秋に耳としっぽにあった腫瘍の切除手術を決行。
幸い悪性の腫瘍ではなく手術も無事成功。
でもしばらくは耳が痛々しい状態だったので、この頃のシズ夫の写真はあまり撮っていません。

09年年末には手術した部分もすっかり綺麗になり、おかげで以前のような悪臭はなくなり、そしてこの頃には左目の眼圧も下がり、飛び出ちゃってた眼球も徐々に小さくなってゆきました。

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左側が08年4月のシズ夫。右側が現在のシズ夫。
左目の大きさが違います。



そしてかねてからシズ夫は私を見るたびに
「わし、こんな施設におるのはイヤじゃのぉ。おまえはいつになったらわしをおうちに連れて帰ってくれるのじゃー?」とせがんでいたので、2010年2月13日、我が家に連れて帰ることにしました。

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↑私が、低反発マットの周囲にぬいぐるみを縫い付けて作った
シズ夫ちゃん特製ベッド『メルヘン』



老犬になってから捨てられたシズ夫。
本名は何なのか、どんな人に飼われていたのか、どんな生活を送っていたのか、
何も、何も分かりません。

動愛に保護された時のシズ夫の状態を見たスタッフは、
「あんな毛玉だらけ糞尿だらけの状態は、狭い場所に閉じ込められるような飼われ方をしていてなったものだと思う。迷い犬で町を放浪していただけではあんな状態にはならない。」
と言っていました。

でも、もともとペットシーツでオシッコができ、オスワリもでき、人のそばが大好きで、お散歩も大好きなシズ夫。

きちんと飼われて、可愛がれていたんだと思うのです。
少なくとも、可愛がられていた時代もあったはずです。
シズ夫とシズ夫の飼い主さんに、一体何があって、あんなひどい状態で捨てられてしまうことになったのか・・・


でも今、我が家の居間でイビキをかいて寝ているシズ夫ちゃんがいる。

その姿を見ていると「過去なんてどうでもいいか。」と思えるのです。


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│posted at 17:25:45│
2010.03.05(金)

おしゃれには暮らせない

タマちゃん:「うちに前からいる黒い毛むくじゃらの子はいいとしてもさ~、
最近来たあのおじいさんには困っちゃう。あの人、猫を追いかけまわすんだよ。」
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「ま、でも、あたしはさ・・・」


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「ポンッて押すとボーッてあったかくなる
この機械の前に居られれば最高だからいいけどね」


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「でももう一つ困ったことにさ・・・」



「あのおじいさん来てから、家中ペットシーツだらけだよ!」

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シズ夫ちゃんは老犬ゆえオシッコが近いうえにオス犬のマーキング意識も手伝って、家中のアチコチでオシッコしてくれます。だから家中ペットシーツだらけ。おしゃれに・・・とまでは言わなくとも、本当はスッキリとした暮らしをしたい私ですが、もうあきらめました。


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シズ夫「世話をかけるのっ。」
ぽちゃり「本当ですよ。」
│posted at 13:37:01│
2010.03.02(火)

老い

神奈川県動物愛護協会は捨てられた犬や猫を保護し里親を探す施設で、そして特筆すべきは、“動物の殺処分をしない”施設であることです。(日本にそういう施設はほとんどありません。)
でも殺処分をしないということは、里親さんになってくれる人が現れない子は死ぬまでこの施設で過ごしてゆくということです。

この施設にもう10年以上在籍している犬「がじ郎」と「カイくん」。

がじ郎は何か「怖い」とか「イヤだ」と感じると人に咬みついてしまうため、里親になってくれる人が現れません。(施設のスタッフもほとんどの人が必ず一度は咬まれます。)
そのがじ郎、老いのために去年の秋ごろから後ろ脚が痙攣し、後ろ脚を引きずって歩くようになっていたのですが、2月の半ばにとうとう散歩中に倒れて立ち上がれなくなってしまいました。
それでもどうしても散歩に行きたがるがじ郎のためにスタッフは2人がかりで外に連れ出してやる毎日。

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一人がリードを持ち、もう一人が後ろから押してやったり
腰を持ち上げてやったりしています。


散歩中後ろ脚はガクガク痙攣し、痛くて辛いのか、がじ郎自身もハアハア息を切らします。

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それでもやはり散歩に行けると満足げ。
おかげで最近はまた自分で立ち上がれるようになりましたが、足の痙攣はおさまりません。
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がじ郎、がんばって


「カイくん」はもう1年以上前から後ろ足が頼りなげになっており、散歩中に何度か倒れて立ち上がれなくなってしまったこともあって今年に入ってからはお散歩にも連れて行けなくなりました。

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後ろ足がヘタってしまって思うように動けないカイくん。

ずっと毎日お散歩に行っていたから、本当は行きたいんだろうな。
カイくんを見知ってくださっているご近所の方からも「カイくん最近見かけないけど元気にしているの?」と聞かれます。

│posted at 12:35:03│
登場人物 1

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ぽちゃり(POCHARI)
オス犬 乙女座B型
ベロ長足長鉄道マニア
好きな食べ物:バームクーヘン

 
登場人物 2

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ジュニア(JUNIOR)
オス猫 牡羊座AB型
顔は良いけど心は悪い
趣味:女装、呪術

 
登場人物 3

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タマやん(TAMA)
メス猫 山羊座 FIV(猫エイズ)陽性型
ノラの国からやってきた
極秘情報:実は二児の母
2012年6月 没

 
登場人物 4

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シズ夫(SIZUO)
オス犬 水瓶座A型
元気なおじいちゃん
特技:パンダの赤ちゃんのものまね
2013年4月 没

 
登場人物 5

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マオチュケ(MAOSUKE)
オス猫 牡牛座A型
永遠の少年
言っておきたい事:キジトラじゃないの。
キジシロよ!

 
登場人物 6

neraimage

飼い主1
69年生まれ 女
当blog管理人
特徴:ガニまた

 
登場人物 7

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飼い主2
68年生まれ 男
ぽちゃりのお抱え運転手
好きな食べ物:キャベツ